ラグジュアリーブランドの面接で「勝つ」ための4つの準備
- 信穂 矢野
- 2025年12月18日
- 読了時間: 4分
元ラグジュアリーブランドの店舗マネージャーとして採用面接を経験した弊社コンサルタントの矢野が面接で勝つための準備方法をお伝えします。 経験者でも落ちるのが面接です。だから準備の仕方で差がつきます。

書類審査が通った時点で、あなたの経歴・スキルは「会って確認したいレベル」に達しています。ここからは、ブランドの世界観に“ふさわしい人”か、そして売上に直結する人かを見られるフェーズになります。
多くの“実力者”が落ちる理由はシンプルで、面接での印象設計が弱いから。以下の4つを押さえると、内定の確率が一段上がります。
1)身だしなみは「ブランド基準」で整える
ラグジュアリーの面接は、第一印象の比重がかなり高いです。「スーツで行けばOK」ではなく、そのブランドの売場に立っても違和感がないレベルに寄せます。
やること(実践版)
応募ブランドの店舗へ行き、スタッフの服装・髪型・メイク・靴の“スタイル”を観察
服は“無難”より“格”を。サイズ感・素材感・靴の状態が重要(ヨレ・毛玉・擦れはNG)
爪・眉・髪・口元の清潔感は必須。香りは強すぎない
香りについて
フレグランス系のブランドなら、そのブランドの香りを“ほんのり”纏うのはプラスになり得ます。ただし日本の面接は香りに敏感なので、*「つけたと分からない程度」*が安全です。
喫煙の注意(重要)
面接直前の喫煙は本当に不利です。タバコ臭は自分が思う以上に残ります。吸うなら最低でも数時間前まで、可能なら当日は避けるくらいが無難です。
2)企業研究は「調べた」ではなく「顧客として体験した」まで持っていく
面接官が見たいのは、暗記したブランド知識よりも、“現場で売れる理解”があるかです。
やること(実践版)
必ず店舗を見に行く(できれば2店舗)。客として入店して接客を受ける
何を観察するか:
来店客層(年齢・男女比・服装・滞在時間)
スタッフの言葉選び、提案の流れ、クロージングの仕方
入店〜試着〜会計〜お見送りまでの動線
商品理解:カタログや公式サイトで
“定番”と“今シーズンの推し”
価格帯と購入理由(ギフト/自己消費/記念日など)
競合との違い(デザイン・クラフツマンシップ・アフターサービス等)
面接で効く一言(例)
「実際に店舗へ伺い、◯◯な客層が多く、スタッフの皆さんが△△の言葉を使って提案されているのが印象的でした。自分なら□□の切り口も加えて提案できます」→ これが言える人は一気に“現場感”が出ます。

3)「自分を売る」=自慢ではなく、“再現性”を伝えること
販売は上手いのに、自己PRは準備できていない人が多いです。面接官が知りたいのは、あなたが「すごい人」かより、うちの店で同じ成果を再現できる人かです。
やること(実践版)
実績は“数字+行動+再現性”で語る
×「売上が良かったです」
○「月間個人売上◯◯万円。客単価を上げるために、初回提案で“用途と生活背景”まで聞き、2点目の提案をルーティン化しました」
1分で言える「自己紹介&経歴サマリー」を暗記する
面接の最初に「自己紹介とこれまでの経歴を教えてください」と言われることが多いです。面接の最初は緊張しますが、自己紹介と経歴を暗記しておくと、最初にリズムができて落ち着くことができます。
面接でのコツ
“盛る”必要はありませんが、遠慮しすぎるのは損です。自慢ではなく「事実の共有」として、淡々と伝えるのが好印象です。
4)ボディランゲージは「信頼感」を作る技術
面接は45分〜1時間になることも多く、無意識の癖が必ず出ます。ラグジュアリーでは特に、落ち着き・品・安心感が評価されやすいです。
やること(実践版)
姿勢:深く座りすぎず、背筋を立てて安定させる
視線:強すぎず、逃げすぎない(相手の眉間〜目元あたりを意識)
手:膝の上/テーブル上で静かに。貧乏ゆすり・髪を触る癖はNG
表情:口角を少し上げ、相槌は丁寧に
練習:鏡より、スマホ動画で撮るのが一番早い(客観視できる)
最強の練習法
友人などに面接官役を頼んで、10分だけロープレ。「話の内容」よりも、声のトーン・間・姿勢の改善が一気に進みます。
面接前日〜当日のチェックリスト(そのまま使ってOK)
店舗を見に行った(できれば複数)
“定番・今シーズン・価格帯・客層・デザイナー”を説明できる
経歴サマリー(1分)を暗記した
退職理由/志望動機/転職軸が一貫している
靴と服の状態が完璧(汚れ・擦れ・シワなし)
香りは控えめ/タバコ臭なし
5分前行動



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